最近ネットやメディアで話題になっている「電柱フォトコン」

元々は「無電柱化」を唱える団体がtwitter、Instagram上で公募している
「電柱採集フォトコンテスト」
#電柱フォトコン #無電柱化民間プロジェクト
というハッシュタグを付けて応募する。

「風景をじゃましている電柱・電線」 「通行をじゃましている電柱」
この2つがテーマだそうだが、予想に反して
「きれいな電柱のある景色」が多数応募されている。

私も空をずっと撮り続けているひとり。

自宅の周りは住宅地、空を見上げれば電線だらけ。
そんな環境の中、空を撮る時はなるべく電線の無い駐車場や広場などを探している。
電線、電柱が無くなれば、今この瞬間に奇麗な空を撮れるのに・・・
と思う時が多々ある。

確かに主要駅の駅前・繁華街、市街地の幹線道路なども無電柱化されている所が増えている。

災害時・震災時などに電柱の倒壊による危険や道路の寸断などは少なくなるだろうと考えられる。
でもメリットばかりではない。
災害発生時に電気が寸断されてからの寸断場所の特定や復旧までの時間はきっと地中にある方が時間はかかるだろう。
電線を掘り起こせば人も費用もかかるだろう。
街の鳥たちが休む場所も、もしかすると無くなるかもしれない。

空を見上げるには無電柱化がいい。
でも、電柱がある風景だからこそ、きれいな景色になる時もある。
また空を見上げよう。

そらのいろ 17:53

20170908 そらのいろ