大道芸と言うとパントマイム、ジャグリング、そしてマジックなどサーカス的な派手なパフォーマンスを思い浮かべる。

その派手な世界とはすこし別の世界に「松本かなこ / Canaco.M 」さんのチョークアートがある。
実は、さいたま新都心 大道芸フェスティバルで一番見たかった、会いたかったのが彼女の作品。
去年の第15回の時に初めて彼女のチョークアートを見て魅了されてしまった。

松本かなこさんは「マドンナーラ (Madonnara) 」と呼ばれる。
あまり聞き慣れない言葉だが、チョークで地面に絵を描く仕事をする女性のことを表す。
ちなみに男性の場合はマドンナーロ (Madonnaro) になる。

今年は1階のローソン横の通路で作品を描いていた。
メイン会場のけやき広場の下に位置する1階の場所だったので、気が付かなかった人も多くいると思う。
雨が降っても大丈夫な屋内の場所ではあったが、もっと多くの人に見て欲しかったな。

彼女の作品は通路のタイルや路上のコンクリートの上に直接描くチョークアート。
この大道芸フェスティバルが終わったら、いつかは消えて行く・・・
永遠には残らない作品。
そんな儚さを持った彼女の作品をまた見てみたい。

来年もまた大道芸フェスティバルで会いたいし、
いつも黙々と作品を描いているので声をかけにくいのだが、一度お話しもしてみたい。

とても素晴らしい作品だ!

20190113 松本かなこ-1


20190113 松本かなこ-2


20190113 松本かなこ-3


20190113 松本かなこ-4


そして昨年(2018年) 第15回さいたま新都心 大道芸フェスティバルで
けやき広場横の階段に描かれた作品。
階段の段差がある場所である視点から見ると重なる様に見える。
どうやって描くのだろうか・・・不思議

20180107 松本かなこ-1


20180107 松本かなこ-2


20180107 松本かなこ-3


20180107 松本かなこ-4


20180107 松本かなこ-5