リコーイメージングスクエア新宿で行われた
PENTAXファンに向けた感謝イベント「PENTAXファン感謝デー」に行ってきた。

「カメラ無料診断」という名の無料クリーニングをしてもらえるイベントもあり
子供達に新宿にカメラ持って遊びに行こう!と連れ出した。

カメラとレンズセットで一人一台までという事だったので、
私は今でも使っているフィルムカメラMZ-5の点検をしてもらった。
本当はMZ-Lのファインダーゴミを取ってもらいたかったのだが・・・
今日も50mm付けて撮りながら来たのでモノクロフィルム入ったまま・・・で諦めた。

お願いしたMZ-5のファインダーゴミもきれいになって戻ってきた!
これからも気持ち良くフィルムも撮れます!
ありがとうリコーイメージングスクエア新宿さん!
一緒に出したSMC PENTAX-F 35-80mm F4-5.6は、
絞りの作動がグリス切れらしく固く、35〜50mm域でズーム引っ掛かりと、
フォーカスピントズレも出ているらしい。
普段フィルムでもデジタルで使うにも、絞りの固さ以外は
それ程不具合は感じなかったが、
プロが見ると言われてみればそんな気もするという不具合まで細かくチェックしてくれて見つけてくれる。
このレンズは諦めて現状のまま使うことにした。
意外とデジタルで使っても少し絞るとキレキレで良く写るレンズだと思う。

またファン感謝デーやイベントなどで無料点検やって欲しいな。
フィルム機など普段点検・清掃に出すのはちょっと考えるな・・・
というカメラを私は診て欲しい。

そんなPENTAXファン感謝デーで見たかったカメラがあった。
「幻のPENTAX K-1」
当然現行機のK-1ではない。
2000年のフォトキナで発表された、600万画素の35mmフルサイズ素子を搭載したデジタル一眼レフカメラ。
今でもデザインが斬新で人気があり、中古市場でも見る事は殆ど無く高値が付いてるフィルムカメラ「MZ-S」をベースにしたデザイン。
当時、市販すると高価になってしまい市場性が薄いというコスト絡みで製品化されなかった。

大阪のPENTAXファン感謝デーで展示された個体と同じと言っていたが、
展示されていたカメラを見ると手作り試作品ではなく、きっと量産試作品レベルの完成度。
世の中には塗装が違うとか何個体かあるらしい。

現行品のK-1もデザインがカッコ良いけれど、
MZ-Sみたいな軍艦部が少し傾斜していて、前から見ると
まるで「ジャミラ」のようなフォルムの幻のK-1もカッコ良かった!
20180428 幻のPENTAX K-1